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2009/11/02

波の狭間で恋しよう!~お遊び~

「世界に比べ…ここはさほどだな」
一人の女が呟く。
女は得物を腰に据えていた。
その鋭い眼光は、何を見ているのか…
「まぁ良い。この町には私を退屈させない輩がいるようだしな」
薄く嗤う女。
「吾(われ)は、土御門凛音(つちみかど りんね)…吾を楽しませよ、真壁紳嗣」

「ふっ!せいっ!」
道場内で薙刀を振るう紳嗣。
「はぁっ!!」
振るう、払う、突く…その動作を繰り返す。
鍛錬は一日たりとも欠かしたことは無い。
その中で、紳嗣は祖父の海人の言葉を思い出していた。
『刀は心を映す。
乱れれば、刀もぶれる。
研ぎ澄ませば刀は切っ先を尖らせる。
それは、薙刀も然りだ。
しかし…刀だけで心は分からん。
精進すればするほど、刀は応えてくれるものだ』
精神を研ぎ澄まし、今日の鍛錬の課題に挑む。
「…陣掛流薙刀術」
薙刀を下段に構える。
「全波裂律!!」
それを一気に上段へと振り上げる。
一瞬風が巻き起こるが、周りに何一つ変化は無い。
「…失敗かぁ」
ポツリともらす紳嗣。
そう、奥義である"全波裂律"が出せないのである。
「まぁ…有事で無い限り、これを出す必要も無いけど」
人を傷付けることが全てではないことを知っている…
それ故、極力薙刀は使わないようにしているのである。
と、不意に拍手が聞こえた。
「素晴らしいものを見せてもらった」
その声に驚いて振り返ると、そこには長い黒髪を靡かせた女性が立っていた。
しかし、紳嗣の目は他に惹かれた。
それは、腰に据えてある得物。
「どこかの流派の方ですか?」
「うむ、土御門一刀流の者だ。名は土御門凛音」
「土御門?まさか…祖父の?!」
「あぁ、昔は君のお祖父さんに世話になったよ…色々とね」
凛音は紳嗣に向かって優しく微笑みかける。
一瞬、紳嗣はドキリとした。
(いかんいかん!落ち着け~、そして深呼吸だ…すぅ~はぁ~…
いいか、僕には永遠さんと久遠さんが居るんだから…)
「…ところで、どうして此処へ?」
「昔なじみを…とも思ったんだが、事情を話すと長くてな(泣」
そう言いつつも、凛音はぽつりぽつりと語りだした。

…現在構想中のお遊びストーリー。
うん、続くはずなんだけど…今のところはこれぐらいかな。
正直あんまり長ったらしくても、読みづらいだけだしね。

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