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2008/11/25

Raven and Cat 「レイヴンの名の由来」

私は神姫センター内にいたとある人物に呼び止められた。
「あ、ちょっといいかな?」
ここでは見慣れない人だった。
「誰ですか?」
「ん?ああ、悪い。自己紹介が遅れたね、僕は架駱安(からく あん)。
君のファンさ」
私の…?
「で、その私のファンが何の用ですか?」
「KARASU…鴉は、戦場で横たわる死者の死肉を啄む漆黒の鳥…」
突然、意味の分からないことを口走り始めた。
「一体何の話を」
「肉体を啄み、その魂を天へと運ぶ者…黒く不吉な姿。
戦死者(はいぼくしゃ)の魂を運び去る者…
実際、古代においては死神や魔女のように…
さらには、死を弄び、屍を貪る化け物のように恐れられていたという。
彼女…レイヴンの二つ名の由来さ。
北欧神話に出てくる戦乙女(ヴァルキリー)の比喩だ。
面白いとは思わないかい?」
私の言うことを無視して、続ける架駱という人物。
「思わないし、思いたくもない。
そもそも、どうしてそんな話を私に」
「必要だからさ」
「必要?」
「そう。彼女が鴉であり続ける理由があるように、僕も君に話す必要があるのさ」
意味が分からない。
この人は一体何が言いたいんだろう?
「彼女は血に飢えている…肉体を貪るためにその欲求を満たしている。
CSCという心を破壊するまでそれは終わらない。
例えて言うなら…悪夢かな?
終わることのない輪廻。繰り返され屍の山が増えていく。
感情が突き動かすのではない…彼女の本能がそれらをさせているんだ」
本能?感情?欲求?輪廻?
そんなものよりも大事なものがある!
「感情よりもあの子は、心から救いを求めてる!
それをあなたは見過ごしているんじゃないんですか!?」
「…では聞こう。
それらをもし敢行して、彼女を助けたとしよう。
そのあと、君は彼女を悪夢から救うことが出来るかな?」
ッ!!
「出来るはずがない。
一度悪夢に苛まれれば、それらは二度と抜け出せなくなる」
「そんなことやってみなきゃ…!!」
「わからないとでも?…結果は分かる。
救えず彼女のCSCが少なからず暴走して、彼女は神姫としての一生を終える。
二度と起きることのない…永久睡眠、つまり死だ」

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